LPにデメリットが5つ!?ホームページとの違いと対処法【中小企業の集客】

今の時代、LP(ランディングページ)だけで良いんじゃない?

LPとHP(ホームページ)との違いは何だろう…?

LPのメリットだけでなく、デメリットも知っておきたい…

とお悩みの中小企業や地方企業のみなさん!

本記事では、ホームページと比較したLP(ランディングページ)のメリット・デメリットとその対処法をお伝えします!

この記事を読めば、

  • ホームページと比較したLPのメリット5選
  • ホームページと比較したLPのデメリット5選
  • LPのデメリットに対処する方法

といったことが理解しやすくなりますよ!

それではいきましょう!


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目次

LP(ランディングページ)は「ユーザーに特定の行動を促す『招待状』」

LP(ランディングページ)は「ユーザーに特定の行動を促す『招待状』」のイメージ

今の時代、LPだけで充分じゃない?
ホームページはいらなくない?

この疑問に答えるなら、多くの中小企業は、LP(ランディングページ)だけでなく、ホームページも必要になる場合が多いです!

なぜなら、LPとホームページでは運用する目的が異なっており、LPには見逃せないデメリットがあるからです。

LPとホームページの違いを以下にまとめました。

スクロールできます
項目LPホームページ
目的ユーザーに特定の行動を促すユーザーに企業のことを知ってもらう
ページ数1ページ複数ページ
集客手段広告やSNSがメイン検索からの流入を増やすSEOがメイン
効果が出るまでの期間短い長い
制作費用比較的安い比較的高い
SEO対策弱い強い
情報の提供範囲限定的幅広い情報を提供
ターゲットの特定しやすい難しい

LPは「ユーザーに特定の行動を促す『招待状』」のようなものです。

例えば、イベントの招待状は、

  • そのイベントの魅力を伝えて
  • 招待状を受け取った人に「そのイベントに来てもらう」

という行動を促しますよね?

たしかに、招待状には「ぜひご参加ください」とかって書かれてあるもんね

それと同じように、LPは、

  • その商品(またはサービス)の魅力を伝えて
  • LPを見た人に「商品(またはサービス)を買ってもらう」

という行動を促すのが仕事です!

LPをうまく活用できれば、顧客を商品やサービスの購入・申込みに導く強力な武器になります!

LPについて何となくイメージできたけれど、HPと比べて、どんなメリットがあるのかな?

ホームページと比較したLPのメリット5選

ホームページと比較したLPのメリット5選のイメージ

ホームページと比較したLPのメリットは以下の5つです!

  1. 特定のユーザーに特定の行動を促しやすい
  2. ユーザーが求める情報を1ページに集約できる
  3. 伝えたい順番で商品やサービスの魅力を一気に伝えられる
  4. HPと比べて効果が出るのが早い
  5. HPと比較して改善点が分かりやすい

順番に解説していきます。

1. 特定のユーザーに特定の行動を促しやすい

LPは、ホームページに比べて、「どんなユーザーに、どんな行動を促すか」を定めやすいです!

ターゲットとなるユーザーを絞って、その人たちに合った情報を届けることができれば、商品やサービスの購入・申込みにつなげやすくなります。

自分にピッタリの商品やサービスだと分かったら「買おう!」と思うもんね!

2. ユーザーが求める情報を1ページに集約できる

LPは、ユーザの求める情報を1ページに集約できます

ユーザーがLPに訪れただけで、商品やサービスの詳細、お客様の口コミなどの情報をまとめて伝えられるのが、単一のWebページであるLPの強みです。

1ページにまとまっているから、ユーザーも一度にサクッと情報を得やすいね!

3. 伝えたい順番で商品やサービスの魅力を一気に伝えられる

商品やサービスの魅力を伝えるには、順番も重要です。

LPなら、1ページの中で、商品やサービスの内容を自社の伝えたい順番で、一気にユーザーに届けられます!

伝える順番ってそんなに重要?

実は、とても重要です。

戦略コンサルタントの田中 耕比古さんも、著書「一番伝わる説明の順番(フォレスト出版)」で、

「何をどの順番で話すか」を意識するだけで、結果、評価、印象が劇的に変わる。

一番伝わる説明の順番(フォレスト出版)より引用

と話しているほど、説明の順番は、その後どうなるかに大きな影響を与えます!

商品やサービスの情報を伝える「順番」は超重要!

4. HPと比べて効果が出るのが早い

LPは、HPと比べて、効果が出るのが早い傾向にあります!

そのため、特定の人にすぐに売りたい商品やサービスがあるという場合は、LPが効果を発揮しやすいです。

ターゲットを絞っているからこそ、商品やサービスを求めている人に素早くアプローチできるんだ!

5. HPと比較して改善点が分かりやすい

LPは、効果が出るまでの期間が短いだけでなく、分析するページも1ページでOKです。

そのため、分析して、改善点を見つけるという作業がスムーズにできます!

LPは、PDCAサイクルを回しやすいんだね!

ホームページと比較したLPのデメリット5選

ホームページと比較したLPのデメリット5選のイメージ

ホームページと比較したLPのデメリットは以下の5つです!

  1. ユーザーが直帰する割合が高い
  2. SEO対策に弱い
  3. Web広告を出す費用が別途かかることが多い
  4. 商品やサービスの一つ一つに別々のLPが必要
  5. これまでの自社の実績をまとめて示しにくい

順番に解説していきます!

1. ユーザーが直帰する割合が高い

LPは、ユーザーが直帰する割合が高くなります

なぜなら、LPは1ページのみで、ユーザーに「購入するか、購入しないか」のどちらかを選んでもらうページ構成になっているからです。

直帰とは

直帰とは、「Webサイトを訪れたユーザーが、そのページだけを見てサイト外に出る行動」のことです。

Webサイトを訪れたユーザーのうち、直帰した人の割合を示したものは「直帰率」と呼ばれます。

例えば、ユーザー100人のうち30人が直帰した場合、直帰率は「30(人)÷100(人)×100=30(%)」となります!

ただ、直帰する割合が高いからと言って、すぐに改善が必要というわけではありません。

ユーザーが「満足した」「目的を達成した」など直帰の背景にはポジティブな要因も考えられるため、「なぜユーザーが直帰しているか」を吟味することが重要です!

直帰する割合を減らしたいなら、LPだけでなく、ユーザーにいろんなページを見てもらえるような仕組みも必要だね

2. SEO対策に弱い

LPは、SEO対策に弱い傾向にあります!

LPは1ページで商品やサービスの魅力を伝える都合上、

  • 画像や動画を多く使うため、文字数が少なくなる
  • 内部リンクを設置しにくいため、リンク数が少なくなる

といった観点から、SEOの評価が低くなりがちだからです。

「そもそもSEOって何?」という方は、こちらの記事で詳しく解説していますので、読んでみてください。

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3. Web広告を出す費用が別途かかることが多い

LPは、ホームページに比べてSEO対策に弱い分、Web広告を出して集客するのが一般的です。

当然その分の費用は、別でかかってしまいます。

SNSで集客すればよいのでは?

もちろん自社のSNSを使ってLPに集客する方法も有効です!

ただ実情として、「広告費が別途かかる場合が多い」というのは頭に入れておいて損はないでしょう。

「どんなWeb広告を、どのように出すか」といった、LPに集客する導線をセットで考えておくのが重要です。

難しそう…

このあたりは、専門的な知識が必要ですので、一人で不安だという方は、トイロスタジオにお気軽にお問い合わせください!

4. 商品やサービスの一つ一つに別々のLPが必要

LPは特定の商品やサービスに特化して、ユーザーにその魅力が最も伝わるように作りますよね?

もし他の商品やサービスを紹介する場合は、商品の特徴やターゲットなどを見直して、新たなLPを作る必要があるため、多くの時間がかかります。

また個々の商品やサービスに適したデザインで作成する必要があるため、会社全体としてのコストは高くなりがちです。

最初は「まあこれくらいなら良いか」と思っていたけれど、「あれ?コストが膨れ上がってる!?」ってことにならないように気をつけないとだね

5. これまでの自社の実績をまとめて示しにくい

LPは、1枚のページに内容をまとめる都合上、提示できる実績が限られる場合があります!

そのため、LPで紹介する商品の購入にあまり関係のない実績だと、どうしても省かざるを得なくなってしまいます。

実績があるのに、ユーザーに知ってもらえないのはもったいない…

なので、ホームページのように、実績をまとめて提示できる自社のメディアを用意しておくと便利ですね!

「実績をまとめて提示できる」というのは、信頼の「見える化」につながるため、中小企業にとって非常に重要です!

この点は、代表が以下のスタエフでもテーマにしてお話ししていますので、ぜひ聞いてみてください。

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